2016/08/14

音楽を残してくれた店

 今日からぼくも数日のお盆休みに入った。個人的な休みの定義はシンプルで「家にいられる」というだけ。「つくる」仕事にゆったり取り組みながら(試行錯誤が要る)サンデー・ソングブックを(もう20年以上、毎週、聴きつづけている──今日は久しぶりに家にいて放送時間に家族三人で)聴き、少し昼寝もして仕事もまぁ進んだという、理想的な休日? 夜は Inter FM に変えて Brakan Beat から始まる夜の音楽番組を聴きながら過ごす。今夜の Barakan Beat にゲスト出演していた長門芳郎さんはいま渋谷のタワーレコードで復刻「パイドパイパーハウス」のコーナーをつくっている。あそこは行くたびに困る。全部のレコードが欲しくなるから。いまの自分には殆どを買えないね。でも、ずっと聴いてきたから。世間でイケてると思われている音楽を置いて売れた店じゃない。自ら良いと思うものを集めて支持された店。昨今のセレクト・ショップとは全然ちがう。そこがなければ忘れ去られていたような音楽を残してくれた店なのだ。

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