2015/05/27

青空

 狭いながらも楽しい我が家 愛の灯影のさすところ 恋しい家こそ 私の青空(「私の青空」

 鹿児島から戻って、翌日の朝。道草の家のタイサンボク。

2015/05/26

鹿たちと

 霧島の宿に泊まって、横浜に戻る日の朝。再び露天風呂に入って、ご飯を食べて、チェック・アウト。宿の前の庭(というか山というか)を少し散策していたら、ある者たちの声が聞こえた。噂に聞いていた鹿だ。声のほうへ歩みを進めて行くと、鹿たちが食事をしていた。出会えて嬉しかった。
 雨は次第に止んで、霧は晴れた。けれど、空を覆っている雲はなかなか消えてくれなくて、美しい山並みとは再会できなかった。でも、素晴らしい時間だった。またね。

2015/05/25

霧に浮かぶ島

 今回の帰省は、家族旅行つきだった。行き先は霧島。空港が近いからね。家族で霧島旅行なんて、それこそ20年ぶりとかじゃないか。霧島の美しい景色と再会できるかなぁと思っていたところ、それどころじゃない。雨、雨、雨。そしておまけに深い霧。宿について、部屋の窓から見た眺めがこれです。これはこれでいいな。ほとんど何も見えないけどね(笑)。夜、光海が寝てから、夫婦で貸し切りの露天風呂に行ったりもできた。

2015/05/24

リンちゃん

 この人(ぼくのこと)が帰ってくると、いつも夜遅くまで喋ってるよねぇ。ずっと付き合っていたいけど、あたし、もう眠い。リンちゃん、いつもありがと。

2015/05/23

火山と暮らす

 一日は友人家族と会うために空けていた。その日だけ、晴れたのだった。友人夫婦には4歳の息子と2歳の娘がいる。娘には初めて会えたのだった。
 一緒に食事をして、いろいろ話しながら、石橋公園で遊んだ。暑い日で、水遊びもできて、光海も嬉しそう。さ、では帰ろうか、としていて、ふと見ると、あ、噴火したよ。
 鹿児島で暮らしていたときには珍しくも何ともなかったこれが妙に嬉しいんだから不思議だねぇ。と思いながら友人家族も一緒に記念撮影をした。
 実家に戻って話すと、晴れると噴火しているような気がするねぇと母が言っていた。雨だと見えないだけじゃないの? という気もするけど、そういうわけでもないかもしれないな。

2015/05/22

家族

 今回の帰省中、ほとんど雨だった。帰っていない間に、妹夫婦にも息子が生まれていて、光海には従兄弟ができていたのだった。家族全員が揃っての食事会。こんなの、数年前までは想像もできなかったね。ぼくは嬉しそうな父母(光海のじーじ、ばーば)を見て嬉しかった。リン(犬)が心配だったけれど、吠えまくるリンを見て光海はキャッキャキャッキャ言って喜んでいた。そんな光海にリンも心を許したようだった。いつもは(他人と見ると)ダメなんだよ。光海のことは、他人じゃないとわかったんだね。かしこいねぇ。

2015/05/21

島津雨

 鹿児島空港には、光海のじーじとばーば(ぼくの父母)が迎えにきてくれていた。ずっと待っていたのだ。鹿児島は雨だった。じーじ(父)が、車を運転しながら、「島津雨って言うんだ。歓迎の雨」と言った。車中から、久しぶりに(光海は初めて)錦江湾と桜島を見た。

2015/05/20

はじめての飛行機

 旅の心配事のひとつは、飛行機だった。1歳になるまでは飛行機に乗せたくないと妻はずっと言っていて、1歳をすぎたらいいけど心配だと相変わらず言っていた。
 実際にどうだったかと言うと、彼は上下に開け閉めできる窓を気に入り、まわりのお客やスチュワーデスに愛想をふりまき、ご機嫌だった。
 その数日前から彼の父母は彼に「びゅーんに乗るんだよ」と言い聞かせていて、乗る前にはすっかり「びゅーん」と言っていたことも書いておこう。

 光海がはじめて飛行機に乗り、鹿児島に降り立ったあと、その飛行機を撮影しておいた。

2015/05/19

帰省からの帰宅

 帰宅しました。光海にとっては初めてづくし、自分にとっては久しぶりづくしの帰省の旅でした。ぼくも少しは親孝行できたかな… 鹿児島を離れるときには、いつも決まって、なんとも言いがたい涙がわき出してきて困ります。わが故郷、またね。 次は、こんなに久しぶりにならないように帰ります。そして何はさておき、妻へありがとうとおつかれさまを。

2015/05/14

来月中旬、珈琲焙煎舎で

 いろいろ書きたいのですが、慌ただしくて、なかなか思うようにはいきません。で、これからちょっと久しぶりに(約3年半ぶり!)帰省してきます。その前に、この場を借りてお知らせを。

 来月6月13日(土)からの約1週間、珈琲焙煎舎で久しぶりの展示&イベントをやります。初日の13日は、搬入〜展示〜ちょっとしたカフェを開催して、しむらまさとの公開お絵描き&一緒に描こう「鳥たちを」のつづきも少しやる予定。※追記:7月に延期しました。ごめん!
 府中市美好町、アフリカキカクの拠点、心の故郷? のんびりしていて、いい場所です。いろいろ盛りだくさんでやろうと思っていますので、『アフリカ』の愛読者の皆さん、なんだか関心のある方、ぜひ空けておいてね。

 というわけで、行ってきます。あまりにも怒濤の日々で、久しぶりに故郷を、桜島を見たら、泣いてしまうかも。なんて思ってますが、笑。

2015/05/05

公開お絵描き

 そらをとんで いいきぶん。(しむらまさと『からすのチーズ』)

 絵本『からすのチーズ』の出版を記念して開催してきた、しむらまさと個展「鳥たちと」の最終日。ろくな準備はできない、と予測できるいろいろ不利な状況で、イベントを考えなければならない、その苦し紛れにぼくが思いついたのが「公開制作」だった。やわらかく言うと「公開お絵描き」。それに、江古田での「トーク」で子供たちが楽しそうにお絵描きしていたのが良かった。なので、ぜひ子供たちに来てもらって(ほら、楽しいよ、大人もどうぞ〜ってな感じで)一緒に描こうよ「鳥たちを」ときた。まぁ少しでも来てくれたらなぁと思ってやったところ大盛況で、こちらはキョトンって感じもあるけど、主役が「しむらまさと」だからかな。とはいえ、ぼくの企画力も少しくらいついてきたような気もしてます。

2015/05/04

ラジオのヴォリュームをあげる

 君が幸せな人生を送るには、たくさんの人の助けが必要だ。(ウルフマン・ジャック)

 事情あり今日はなんだかとても憂鬱な日だった。励ましは妻子との散歩とラジオだった。散歩は1ヶ月ぶりくらいに森林公園に行った。光海を遊ばせて、夕方に帰宅して昼寝をしながらNHK FMが長時間やっていた「アナログ時代のアメリカン・ポップス三昧」を聴いていた。17時からの約90分は山下達郎さんによる「サーフィン&ホットロッド」の特集、例によって自宅リマスタリングで低音びんびんの素晴らしい音で最高に気持ちいい。もちろん内容も素晴らしい(いろんなアイデアが詰め込まれていて… アイデアを練るときは自分もそうでありたい)。夜は、久しぶりに聴く赤坂泰彦さんのウルフマン・ジャックの思い出話。赤坂さんがニューヨークと日本をつないでウルフマンとダブルDJをやった夜、ぼくも生放送で聴いていた。鹿児島の実家の2階で、20年前の、あの夜、必死で耳を傾けていた10代の自分と会えて、少し元気が出たよ。

2015/05/02

小さな旅

 「外出支援」は相変わらず。ある人とは、よく三浦半島にマグロを食べに出かける。しかし、支援者は貧乏人だし、彼も(お金をたくさん持たせてもらっているとはいえ)高校生だからね、贅沢はできない(とぼくは思う)。そんな彼とよく行くのが、三崎口からバスに乗って行く長井港というところ。港のそばに直売所があり、海鮮丼の弁当が500円で食べられるし、つみれ汁とか、串焼きが安くて売っている。そこで昼食にして、そのあと歩いて荒崎という岩がむき出しの海岸まで行き、海の音を聴いて帰るという(お金には変えられない)贅沢な小さな旅をたまにする。

2015/05/01

なにはともあれ

 5月になりました。なにはともあれ、元気です。この顔を見れば、ごちゃごちゃ言う気もうせる。