2015/09/14

熱のあるレコード屋

 音楽への情熱を失ってなくて、僕はそれがとても嬉しいんです。(長門芳郎)

 赤レンガ倉庫で1ヶ月半、期間限定オープンしていたパイドパイパーハウスが閉店した。何度か足を運んで、様子を見ていた(僅かながら買い物もした)。日本の(というか東京の?)「70年代」(の若者文化?)をテーマにした展示会の出入り口にある物販店のようでありながら、よく見てみると全然そういう店ではなく。あたりまえかもしれないけれど、その時代はその時代で独立してあるものではなく、おおきな流れのなかにあるのだな。で、面白かったのは、今回のパイドパイパーハウスのウェブやラジオを通した活動のなかで知るいろんな音楽が、必ずしもこの「仮店舗」にあるとは限らないということ。どこかで買って聴いてみて! と。このおおらかさ(?)は絶対に必要。と、ぼくは心から思った。

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