2014/03/30

いっしょに考える時間のたっぷりつまった一冊

 医者だけが知識をひとりじめにしているのはよいことではありませんから、わたしが持っている程度の知識は皆さんの前にできるだけ公開してみようと思いました。そしてそれを起点にして、こどもたちの健康のためになにをしたらよいのかをわたしと読者の皆さんとごいっしょに考えていくことができたらと考えたのです。(山田真『はじめてであう小児科の本』まえがき)

 夕方には雨が上がって、今日は一歩も家を出ない! と言っていた考えを変えて、少しだけ外へ出てみた。そうしたら、急に桜が満開になっていた。
 家では少しだけゆっくり本を開く時間もできた。山田真『はじめてであう小児科の本(改訂第三版)』は、昨年の秋、妻の誕生日プレゼント、という名目で買ってきていたもの。赤とピンクの2本、あざやかな紐の栞がついてるお洒落な本で。内容は、じっくりじっくり、ながい時間をかけて受け継がれてきた素晴らしい一冊です。

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