2015/08/31

さよなら夏の日

 日曜の仕事から帰ってきて晩ご飯にして、そのあと妻子と一緒に眠ってしまい、まだ暗いうちに起きだす。もう一度寝たほうがいいな、と思いつつ。でも、二階に上がってくると、夜の暗闇のなかで、雨の音響にさぁっと包まれる、この気持ち良さ!
 それから、少しだけ、すごく個人的な読書を(最近は「個人的」じゃない読書の多いこと多いこと)。
 夏の夜に、虫たちの声を聴きながら、片岡義男の短編を読むよろこびというのがある。頭が休まり、からだが喜ぶ。今夜は、大好きな「私とキャッチ・ボールをしてください」(『夏と少年の短編』より)を。
 青空文庫に、あるんですね。じつは最近、青空文庫を読む、という新しい企画を少し考えて、人に話していたのだった。

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