2014/08/13

手が動く

 外での仕事を終えて家に帰ってきたら、子の相手をして、家事もしなければならない。妻子が寝てから、自室に入って仕事をする。すでに決まっている仕事もあれば、定期的な「作業」もあるけれど、これからつくらなければならない仕事もあり、いくら時間があっても足りず、もがいている感じ。でも、ある方がつぶやいていたんだけど、はじめてしまえば、手が動く、ということはある。手が動いている、その瞬間、瞬間はいいものだ。立ち止まって、状況を確認したり、現実を思い知るときには、ふさぎ込みたくなる。自分はもうダメなんじゃないか、と意味もなく(とも言えないのがさらに苦しい)思ったりもする。でも、そう思っているときには、「自分」が自分のものでなくなっている気がする(誰のもの?)。手が動いている瞬間、瞬間は自分のものだ。疲れると、子の寝顔を見に寝室へ下りていく。

 写真は、蚊帳のなか。毎晩、吊ってます。

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