抽象的な言葉が乗ると、音楽もそれにともなって、ある種のイリュージョンが起こる。(山下達郎)
朝に滝のような雨が降り、「外出」の仕事に行く前に濡れてしまい、しんどい思いをした火曜。帰宅前にレコード屋に寄って山下達郎の新曲&フランキー・ヴァリのカバーを演ったライブが収録されたNEWシングルを買ってきて聴いた(妻も)。10年くらい前に「かれてきた!」と思った達郎さんの声と音楽が、ライブを再開してつづけるなかで若返ってきたように感じてる(「かれた」感じもそれはそれでよかったのですけどね)。
この人の「ことば」は相変わらずだ。好きなことばしか使わない。メッセージとか意味とか、そういうのじゃない。響きとか色彩とか、いや、もっと音楽独特のふくよかな感触としてことばを使ってる。それが声になりサウンドに乗ったときに、聴いているぼくをぐいっと持ち上げる。(明日は写真の右にうつってるやつの告知をします。)
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