2016/08/22

ことばの再定義と夏の打ち上げ

 吉祥寺美術学院の「サンデー・ワークショップ」3週目(全4週)。広島在住の美術家・中水法見さんによる「美術に近づくために」と題されたセッションで、アトリエにはたくさんの本が積まれていた。詩、哲学、言語学、化学、etc. から、中水さんが若いころに触れて美術を志すきっかけになったカンデンスキーの絵に近づいてゆくという、講義と朗読、実験(?)とトークが混ざったような時間。話を展開していくうえで、ことばの定義の確認(あるいは再定義)をくり返していた。主に「ことば」によるセッションだったという点では、ぼくの担当した回に近かった(ぼくの企画には講義的な部分が殆どないが)。
 夕方に終わって打ち上げ。少し早い、この夏の打ち上げ、だった。気づいたら終電を逃してしまい(気づいたら、というのは言い訳です)久しぶりにスタッフの家にお世話になったが、台風が近づいているというので吉祥寺駅を4時半に出る始発電車に乗って帰ってきた。久しぶりに台風らしい台風に家が揺さぶられている。

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