これが人生だ、とわたしは思わずにはいられなかった。(リチャード・ブローティガン)
金曜の夕方の授業から、そのまま泊まりがけで某絵本作家と彼の家族の「支援」に行き(同時に私も彼らから「支援」されているつもりがあるのですが)、帰宅すると、やっぱり我が家はいいなぁ。
ハース・マルティネスが癌闘病中で、深刻な時期もあったが、奇跡的に回復してきた、少し喋ることもできるようになってきた、という報告を長門芳郎さんがしているのを見た(ぼくも回復を祈ります)。50〜60代の人たちが、病との付き合いをはじめたり、亡くなったりする話をたくさん聞くようになり、ぼくもいまや30代半ばを過ぎて、人生というものが、思っていた以上に短いものなんだ、と感じられはじめた。ここにきて、ようやくブローティガンの書いていた詩や散文にある哀愁のようなものも感じられはじめる。
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