「基地は沖縄にも本土にもどこにもいらない」という反戦平和主義者は、崇高な目標が達成されない限り基地の多くが沖縄に置かれ続ける状況に、結果として加担することになってしまうのだ。この事実に気が付いた瞬間「共に闘おう」という呼びかけが軽率であることに気付くはずだ。
先日のBギャラリーで見た展示が良かったので、今日、アトリエへ行く際に途中下車して、再びニコンサロンで開催されている初沢亜利写真展「沖縄のことを教えてください」を覗いてきた。(どちらも新宿にあるギャラリー)
ぜひ、この記事(「安保の現場とは、すなわち沖縄である。それは我々本土人が最も向き合いたくない事実である」)を読んでみてください。「沖縄のことを教えてください」は、赤々舎が写真集にしているからそれでも見られます。けっして政治的な写真じゃない。日常を撮った写真ばかりなのだけれど、だから、細い路地の奥にある広場のようなものを少し見せてくれる。
写真は、雨の新宿。
0 件のコメント:
コメントを投稿