この映画はタチのなかでも最も優しい作品です。(ジェローム・デシャン )
先週、光海が風邪をひいたときに、映画『ぼくの伯父さん』のDVDを借りてきて見せたら、大喜びで見ていた(注:彼のパパはジャック・タチの大ファンなのです)。以前、買ってきて見せていた動物園のDVD(幼児用)なんかもうたいして面白くないみたいで、『ぼくの伯父さん』のほうが良いらしい。「ほしいねぇ」と(彼の母が)くり返し言うので、よし、この機会に、今年の頭に出たばかりの最新リマスター盤を買ってきて見てみよう。と思って探したけど、もうあんまりないんですね。売り切れる前に買えて良かった。光海のお気に入りは、冒頭のシーンで、犬がゴミ箱を倒してガランガランと音をたてるところ(キャッキャ)。音楽もお気に入りで腰ふりダンスをしながら見てます。ジャック・タチの映画をほんとうに理解できるのは、じつは大人より彼のようなこどもだったりして。
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