ああ、ホントだ! 初めて気がついた。(大瀧詠一)
95年盤と05年盤につづいて3枚目の『ナイアガラ・ムーン』。と言っても、今度はオリジナル『ナイアガラ・ムーン』の音源がひとつも入っていなくて、生前の大瀧詠一さん本人によるリミックスと、ライブ、デモ、というラインナップで、いわば『ナイアガラ・ムーン・レアリティーズ』といった内容で、聴いたことのないものばかりで嬉しいような気もしつつ、ちょっと複雑。ブックレットも少々雑なつくりで(というのも、10年前の『レコード・コレクターズ』のインタビューをそのまま転載してあって)。亡くなったあとは、やはり、こうなるのかなぁと思わずにはいられない。それに比べ、山下達郎さんが中心になって進めた『SONGS』の新バージョンはとてもまっとうで(まだ見ても聴いてもいないけど、出てきている情報から、すでによ〜くわかる)、そのぶん、達郎さんは相変わらず「たたかって」いるのだろう。いろいろ考えさせられる。
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