最近の人はよく「すごい」と言う。その「すごい」にはぼくはとっくに飽きてます。「すごい」と言われると離れたくなる。と言いながらじつはぼくも「最近の人」らしく(少なくとも時代の影響からは免れようがない)たまに自分でも思わず「すご…」と言いかけて自分からも少し距離を置く。つまり「すごい」に警戒している。すごい何なのか。どちらかと言うと「すごい」より「何」を大切にしたい。「すごく寒い」「すごく嬉しい」などはたまに言います。それも、たまに、にしないとつまらないな。
鹿児島では「すごい」を「わっぜぇ」と言うが、良いことにも悪いことにも使う。最近の人は「すごい」を良いことだと信仰しているようなところがあって、それもぼくは気に入らない。
すごく寒いので、今夜は温かいものを、と都内某所で仕事後にモツ鍋をして、焼酎のお湯割りを飲んだ。すごく… いや、しみる。美味しい。
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