子供の頃にサンタクロースとか、ドラゴンとか、いるはずのない架空の生き物を心底いる、と信じることが人間には必要なんです。その数が多ければ多いほど、子供の心の中に、椅子ができる。大人になってゆくと、なあんだ、サンタクロースなんかいないじゃん。と、そこに座っていた架空の生き物たちは消えてしまいます。でも、それまでその椅子を温めてくれたサンタクロースのお陰で、人は、大人になって愛を知った時、今度は本当に大事な人をそこに座らせることができる。(渡辺茂男)
うちの子にも、無事、サンタクロースがクリスマスのプレゼントを持ってきて、置いて行ってくれた。ありがとう。朝、目をさまして、枕元に置かれた大きな包みを見つけたときの、彼の声、表情をパパとママは忘れないだろう。そして、ぼくは幼い日の自分と、自分の両親のことを思うのだった。ぼくも、その気持ちがわかる、親になりました。
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