2016/05/27

「見えないもの」を見る旅

 リーダーシップは「見えないもの」を見る旅だ。ある人が、「見えないもの」、つまり現在、現実には存在せず、多くの人がビジョンや理想と呼ぶようなものを見る、もしくは見ようとする。そして、その人は現実に向けて行動を起こす。世の中ではよく、リーダーはついてくる人(フォロワー)を率いる、リーダーシップはフォロワーを前提とするなどと言われるが、私はそうは思わない。旅はたった一人で始まる。(野田智義〜『リーダーシップの旅』より)

  今週はある人とのメールのやりとりから、急に『リーダーシップの旅』という本を思い出して久しぶりにめくっていた。ぼくの師匠(小川国夫さん)は、23歳だったぼくに、いい仕事は仲間とやれ、ただし、仲の良い友達という意味ではない、いい仲間とはいい仕事を通して出会える、というようなことを言っていたっけ。いろんなことにあてはまる(ような気がする)。ぼくが毎週(ワークショップっぽい国語の授業をやるために)通っているアトリエで切磋琢磨している学生さんたちにも。

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