2014/08/09

あるメッセージ

 そういう一つの可能性として、私たちはこの苦境に手ごたえを感じているところです。(向谷地生良)

 仕事仲間が人生の大いなる危機に直面している。と、いうことにまぁしよう。でも、ぼくには、その具体的中身を知らされないし、それを知っている人がいても、教えてほしいとは思わない。彼の属している組織は組織で、順調に問題を抱えつづけていて…(以下省略)。本当の問題は、彼らが、彼らの抱えている本当の弱みを、外へ向けて発信できないということではないか、とぼくは思う。──自分が使い捨てにされるとわかっていて、よい仕事をする人をぼくは知らない。ホンモノの期待には、人は応える、というか、応えてしまう。ぼくは自分のことを、応えてしまうような期待に、しっかり応えて進んでいけば何とかなると思う。そして、のっぴきならない状況に陥った友には、人生いくらでもやり直せる、ただ、今度は強さではなく弱さを誇ってほしい、と思うのだ。いつでも会いに来て。などと気休めは言わない。でも、いつでも会いに来て。

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