夜の雨の音は/さびしい胸にともしびのやうにともる(八木重吉「雨の音」)
『アフリカ』最新号、本日から珈琲焙煎舎にて販売開始。ちなみに明日(金曜)、少しだけ顔を出すつもりです。「道草の家の自由時間」にも、あれこれ書きましたので、ぜひご覧ください。
この時期にしてはいやにひくい気温のなか、雨が降りつづいてる。山下達郎のレパートリーに「こぬか雨」というのがあるけど、昨夜からはまさにそんな雨で、と言いながらいちおう調べると、「細かい糠(ぬか)のように降りかかる雨。煙るように、空中をただようように静かに降る細かな雨」。それが今夜は、「こし雨」のよう。しとしとと降りつづける長雨。日本語には雨のことばが多くて、あまりに多いので面白くなって、こんな本をつくる人も出てくるわけだ。
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