吉祥寺美術学院のアトリエで夏に開催している「作文セッション」、今年も終わった。イベントとしては、ちょっと荒れ模様(?)で、仕切り役としては反省点も多かったが、三年目にして一番、個人的な手ごたえは大きかった。
参加者はいつもと同様、アトリエに通う学生たちと、卒業生(大学生が中心)や縁のある人たち、あとスタッフ。ただし今回は、テーマが「自作解説をしてみよう!」で、いつもとちょっと違った(以前は「好きな色について」とか「好きな場所」についてとか、もっとザックリとしていた)。若い人たちには、少しハードルが高かったかな? そのハードルの高さが、よかったような気がする。各人の抱える問題が浮き彫りになったり、意外な発見があったり、成長ぶりが伝わってくる人もいた。参加者のなかには、いろんな葛藤も見えた。苦しさもあり、喜びもあった。
こういう(いわゆる)ワークショップは、スムーズに執り行う工夫も必要だけれど、冒険も要る。バランスが難しいけど、手探りでやってます。
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