2014/03/03

変わったこと、変わらなかったこと

 ひとつの単純な行動を変えることで、ほかの行動がその影響を受け、たくさんのことが変わる。(ジーン・ベイヤー)

 子は、のんびり屋さんだそうで、もう少しだけお母さんのお腹のなかにいる、と言っている。彼の父であるぼくは最近、数年前、大阪を離れて府中へ向かったころのことを、よく思い出している(あれがなければ、いまもなかったわけで)。明確な理由は何もなかった。とにかく、その前の数年間の状況を「変える」ためには、やみくもに動くしかなかった、というふうなことだったのだけれど… そのあと、ぼくは自分がいつ壊れても仕方のない状態でいたと思う。それは、いまでもたいして変わっていないような気もする。変わったのは自分ではなく、自分をとりまく状況で… 有形無形の、たくさんの励ましを受けたことを、一瞬でも忘れてはいない。子も、もしかしたら、ぼくたち夫婦を助けるために来てくれるような気がするほどで… でもね、いろいろあるけど、面白いよ、生まれてくるってことは、って思う。

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