子を産み、育てようとする人にとって、厳しい社会だという見方があるようだ。何が? つまり、経済的に。
子を産んだら(経済的に)得をする、かつ心配なく子育てできる、というくらいじゃないと子を産もうと思う人は増えないよ、ということを言い出す人までいるようで… あのね、ちょっと待って。子を産み育てることは「損得」では考えられないし、心配事がなくなったら人はどうなるかな?
子育てをする人は「お金がかかる」からと煙たがられる企業まであるという。ほんとうに? でも、この社会で、あながち噓でもない気がするのだよ。お金が人のすべてなら、たしかにこどもなどいらないのだろうが…
子をもたない選択も人生にはあると思う。けれど、子の親になろうとする人を煙たがるのは奇怪しい。なぜなら、自分を産んで育てた人がいるということを忘れている。自分を産んで育てた人を励まし、助けた人たちがいたことなんて想像だにしないのだろう。
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