音楽作品の成功というのは、スタジオの中であろうと、ライブであろうと、大半はミュージシャンの正しいキャスティングによるところが大きい。彼らの創造的なエネルギーと、精神と肉体の両方から導くことができるかどうか。そこにかかっているように思う。(ジョン・ビースリー)
宮里陽太の2枚目のアルバムをさっそく聴いている。2011年の秋に山下達郎のツアーで初めて聴いたときにも、良いとは思ったが、ここまでの作品を立て続けに出すとはね… 素晴らしかった前作につづいて今回もピアニストのジョン・ビーズリーが音楽面でのプロデューサー。ただ、カルテットによるコンパクトな演奏で「ストレイト・アヘッド」なジャズを演った前作とは大きく変わって、今回はストリングス&ホーン・セクションを従えた贅沢なアレンジで、よりコンテンポラリーな選曲&サウンドになってる。なんてウンチクはともかく、この音! はじまったばかりの達郎さんのツアーでも、どんな演奏を聴かせてくれるか、楽しみです。
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