2015/08/22

空の忘れ物

 からす好きの某画伯とプールに出かける。彼の夏は、毎週、自転車で近くのプールに行くという決まりになっている様子。今日はもう涼しい風(しかも強い風)が吹いていて、水に入るとちょっと冷たすぎるような感じ。だだし、人が多くなくて良い。彼はいつもよりはやめに「ウォータースライダー15回」のノルマをこなし、50メートルプールでぷかぷか。見ていたら、ちょっと名残惜しい感じ。16時を過ぎたら帰るねという約束も守れず、「忘れ物、見てきていい?」と言ってプールのまわりをぐるぐる回って水のなかを覗き込んでいる。「なにを忘れたんだい?」と訊いたら、「そら〜!」だって。画伯は詩人でもありました。挙げ句の果てには(失礼)監視員さんたちも巻き込んで何やらコントみたい。夏も、もうすぐ終わる。

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