2015/03/18

そのものを

 当時も、そして今はもっともっと強くなったけど、音楽は音楽でしかない、とずうっと思ってた。音楽で何かを語るんだったら、それそのものを語った方がはやいんじゃないかと。音楽は音楽だ、と。(大瀧詠一)

 この大瀧さんのことば(学生運動が個人的に「全然関係なかった」ことを語っている)は今夜はじめて読んだんだけど、そんな気がしない。ぼくも、じつはずうっとそう思ってきたからなんだけど。「音楽」を「映画」とか「小説」とか「美術」とかにしてもいい。
 明日から、絵本『からすのチーズ』出版を記念したしむらまさと君の個展がはじまる。3.21の「トーク」までも、あと数日。ぼくは今回、絵の話をしたい。絵をとおして(使って?)「障害」について考えるとかぼくは嫌だからね。でも、どうやって話すの? と思われるかもしれない。わからないでしょ? ぼくもわからん。だからたのしみだ。わからないなりに、いま、あれこれ準備をしています。

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