それでも少しのことがわかりかけてきた。人はどんな絶望的な情況におち入っても、希望を失わないという発見である。(石牟礼道子)
今年さいごに顔を出しておこう、と思って、珈琲焙煎舎に寄ったら、『からすのチーズ』の「ぬりえ」に夢中で色を塗っている男性に出会った。その後、アトリエへ。今年さいごの授業をして、今年さいごの語り合いの場を。アトリエでのことは、こんどの『アフリカ』に載せた「ことばのワークショップ」という原稿で、いろいろ書いた。今夜は、『アフリカ』2011年6月号に載っているぼくの「暁雲によせて──追悼・井川拓」を学生のひとりが朗読してくれて、みんなで聴いた。
0 件のコメント:
コメントを投稿