2014/12/31

ただの一日

 それはそれとして、お正月位はゆっくりしたいものである。(吉田健一)

 大晦日から正月あけて3日間は、ぼくも休み。というか、休む! ということにしている。今夜は(極貧の我が家としては)年に一度の贅沢をするとき。お寿司と、新鮮な刺身(ブツ盛合せだけれど、高かったお寿司に勝る素晴らしい刺身だ)、年越し蕎麦(今年は大瀧詠一さんの故郷・岩手からきた蕎麦)で、ぼくは日本酒を飲む。前から気になっていた中華街の一石屋酒店で、静岡の地酒を。これがまた吉田健一ふうに言うと「異常に美味しい水」のような酒で、こんなのを年中飲んでいたらやばいことになりそう? で、年内に今年のことをふりかえっておこうというような気に最近のぼくはまったくならず、まー、いろんなことは気が向けば年明けてからふりかえるでしょ? それで忘れるようなことは忘れてよし、ということにしている。光海にとっては、今日も、ただの一日かも。

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