私たちがいま働きづらかったり、生きづらかったりするのは、あまりにも社会や会社や他人(親や夫や恋人も含む)が求める「普通(ノーマル)」という理想というか、幻想に付き合い過ぎているからなのかもしれない。映画『幸福は日々の中に。』は、美しい映像と音で波紋のように静かに伝えていた。(ことのは山房 on twitter)
一夜明けて、今日の朝は、妻が観てきた。「映画然とした映画だよね」と話した。
「知的障害を知ってもらうため」の映画だったら、きっと幻滅しただろう。そういう場合は大抵、映画のほうも「知的障害」をダシにつかっているのだろうし(どうしてこんな口の悪いようなことを書いているのかというと、そういうものが多すぎるからですヨ)、ま、それはそれでつくる人も観る人も「つかう」人も幸せだからいいじゃない? ということになろうが、この映画が言ってる「幸福」は、そういうのとは全然ちがうところにありそうだ。映画然とした映画、というのはそういう意味です。
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